ネパールでの活動

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ネパールにおける有用植物資源を活用する事業の立ち上げを目指している中小企業の活動を支援しました。JICAの基礎調査事業をコンサルタント法人として実施した。現在は実際のビジネス支援を実施中です。

ネパール国立研究所

モリンガの説明とNPOの支援

ネパールでは、南部タライ平原とその北側一帯のチュレ地域の気候特性がモリンガの生育に適している。これらの地方では野菜としてモリンガの鞘と花が流通している。しかし、モリンガ葉を粉末化した物やそれを素材とした商品、種子からのオイル等は未だネパール国内では流通していない。NPOが支援させて戴いたDRC社と食と医学研究所では、葉の粉末品、粉末を用いたモリンガ茶やモリンガ塩等の加工食品を開発して国内流通を試みている。
ネパールでモリンガを栽培し、現地、近隣諸国、そして日本での商品流通に関するビジネスコンサルティングを進めさせて戴いている。バリューチェーンは次の様になる。

モリンガ供給の過程

ネパール初のモリンガ農園

栽培(Rupandehi District):ネパールで最初にモリンガの栽培を開始した農園。
地域農民との協同組合方式で、順調な生育がなされ、既に数回の収穫がされている。

新たなモリンガ栽培候補地栽培試験中

ボランティア学生による試験栽培 / 播種後、根付いたモリンガの苗
新たなモリンガ栽培候補地)新たに数ヵ所で栽培地を準備している。
地域住民とトリブバン大学生らが協力して有機栽培を目指した栽培試験中である。

モリンガ製品の加工に関するトライヤル:食と医学研究所でモリンガカプセルの現地生産可能かについての製造実験を手詰めのカプセル充填機を用いて実施した。